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1,000枚以上の商品画像、どう処理する?大量画像加工の効率化テクニック
テクニック

1,000枚以上の商品画像、どう処理する?大量画像加工の効率化テクニック

1,000枚、5,000枚、10,000枚…大量の商品画像をどう処理する?手作業では終わらない量も、バッチ処理・AI・外注を組み合わせれば効率的に処理できます。

EC担当者
EC担当者

新商品が1,000点以上あるんですけど、画像加工どうしたらいいですか…?1枚ずつやってたら終わりません。

ディレクター
ディレクター

1,000枚を1枚ずつ手作業…それは大変ですね。効率化のテクニックを使えば、作業時間を大幅に短縮できますよ。

大量画像加工の現実

まず、1,000枚の画像を手作業で処理するとどうなるか考えてみましょう。

1,000枚を手作業で処理すると…
💡
  • 1枚あたり5分として: 5,000分 = 約83時間
  • 1日8時間作業として: 約10営業日
  • これが毎月続くと、他の業務が回らなくなります

手作業では限界があります。大量画像には「仕組み化」が必要です。

大量画像を効率的に処理する3つの方法

方法1: バッチ処理(自動化)

EC担当者
EC担当者

バッチ処理って聞いたことあるんですけど、難しそうで…

ディレクター
ディレクター

最初の設定さえできれば、あとは放っておくだけで何百枚も処理できますよ。

バッチ処理とは、あらかじめ決められた作業を、複数のファイルに対して自動で繰り返す処理のことです。

例えば:

  • 500枚の画像を全て720px×480pxにリサイズ
  • 全ての画像にウォーターマークを追加
  • 一括でJPEG圧縮して保存

こういった処理が、ボタン一つで完了します。

Photoshopでのバッチ処理の手順

Photoshopバッチ処理の流れ
  1. 処理したい画像をフォルダにまとめる(元データはバックアップ)
  2. 処理済みファイル用のフォルダも作成
  3. 「アクション」で作業手順を記録
  4. 「ファイル → 自動処理 → バッチ」を選択
  5. 入力フォルダと出力フォルダを指定
  6. 実行すれば自動で全ファイルを処理
バッチ処理のコツ
💡

「ドロップレット」を作成すると、フォルダをドラッグ&ドロップするだけでバッチ処理が実行できます。Photoshopが自動で立ち上がり、順次処理してくれるので便利です。

方法2: AIツールの活用

最近はAIによる画像処理が急速に進化しています。

📋 AIツールでできること
  • 背景の自動切り抜き(remove.bg等)
  • 一括リサイズ・圧縮
  • 色補正の自動化
  • 画像のアップスケール
ディレクター
ディレクター

あるイギリスのワイン販売業者では、AIツールを導入して1,700枚以上の画像処理時間を95%削減したという事例もあります。

AIツールの注意点

⚠️ AIツールの限界
  • 複雑な形状(髪の毛、透明素材等)は精度が落ちる
  • 微妙な色味の調整は苦手
  • プロ品質が必要な場合は人の手が必要

AIは「80%の作業を自動化」して、残り20%を人がチェック・修正するという使い方が効率的です。

方法3: 外注(アウトソーシング)

EC担当者
EC担当者

自動化を設定する時間もないんですけど…

ディレクター
ディレクター

それなら外注という選択肢があります。大量案件に対応できる業者なら、まとめて処理してくれますよ。

外注のメリット:

  • 設定や学習コストがかからない
  • 繁忙期だけ依頼できる
  • プロ品質の仕上がり
  • 本業に集中できる

大量案件を効率化するワークフロー

ステップ1: フォルダ構成を整える

フォルダ整理は効率化の第一歩です。

商品画像/
├── 01_元データ/
├── 02_処理中/
├── 03_処理済み/
└── 04_最終納品/

日付やカテゴリで分けると、後から探しやすくなります。

ステップ2: ファイル名を統一する

1,000枚のファイル名がバラバラだと管理が大変です。

📋 ファイル名のルール例
  • SKU_001.jpg、SKU_002.jpg…
  • カテゴリ_連番.jpg
  • 日付_商品名_連番.jpg

バッチ処理でファイル名を一括変換することも可能です。

ステップ3: 作業を「種類」で分ける

全ての画像を同じ処理で済ませられるわけではありません。

作業の分類例
  • 簡単: シンプルな形状の切り抜き → バッチ処理 or AI
  • 普通: 標準的な色補正・リサイズ → バッチ処理
  • 難しい: 複雑な切り抜き、細かい修正 → 外注 or 手作業

ステップ4: 並列処理で時間短縮

ディレクター
ディレクター

バッチ処理とAI処理と外注を並列で進めると、さらに効率アップできます。

例えば:

  1. 簡単な画像 → AIで自動処理
  2. 標準的な画像 → Photoshopでバッチ処理
  3. 難しい画像 → 外注

これを同時並行で進めれば、全体の処理時間を大幅に短縮できます。

大量画像処理の実績

事例: 処理時間の短縮
💡

ある企業では、AI自動化ツールを導入して処理時間を4日→1時間以内に短縮した事例があります。1,700枚の画像を95%の時間削減で処理できるようになりました。

「まとめてレタッチ」は大量案件の味方

EC担当者
EC担当者

うちは毎月1,000枚以上あるんですけど、対応できますか?

ディレクター
ディレクター

もちろんです!大量案件こそ私たちの得意分野です。インドとベトナムに協力会社を持っているので、スピーディかつ低コストで対応できます。

📋 まとめてレタッチの特徴
  • 100枚でも10,000枚でも対応可能
  • 枚数が多いほど単価がお得に
  • 日本人ディレクターが品質管理
  • 納期のご相談にも柔軟に対応
📋 料金体系(切り抜きのみ)
  • 100〜499枚: 1,000円〜/枚
  • 500〜999枚: 700円〜/枚
  • 1,000〜4,999枚: 500円〜/枚
  • 5,000枚以上: 300円〜/枚

5,000枚以上なら1枚300円〜。手作業でやる人件費と比べてみてください。

まとめ:大量画像は「仕組み化」で解決

大量画像処理のポイント
  • 手作業では限界がある(1,000枚で約83時間)
  • バッチ処理で定型作業を自動化
  • AIツールで簡単な処理を高速化
  • 難しい作業は外注でプロに任せる
  • 複数の方法を組み合わせて並列処理
  • フォルダ構成とファイル名の統一が基本
ディレクター
ディレクター

「1,000枚あるけど、どこから手をつければ…」という方、まずはお気軽にご相談ください。最適な処理方法をご提案します!


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大量画像 バッチ処理 効率化 Photoshop 自動化
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