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越境ECの商品画像、日本と海外で何が違う?グローバル対応のポイント
業界別

越境ECの商品画像、日本と海外で何が違う?グローバル対応のポイント

越境ECで海外に販売するなら、商品画像も海外仕様に。日本向けとどう違う?文化・宗教・色の意味まで、グローバル対応のポイントを解説します。

EC担当者
EC担当者

越境ECを始めようと思ってるんですけど、商品画像って日本向けと同じでいいんですか?

ディレクター
ディレクター

実はそのままでは通用しないことも多いんです。文化や宗教、色の意味まで配慮が必要になります。

越境ECで商品画像が重要な理由

越境ECでは、言葉の壁がある分、商品画像の重要性がさらに高まります

驚きの統計
💡
  • 76%の消費者が母国語で購入を好む
  • 40%の消費者は翻訳されていないと購入しない
  • 69%の消費者がローカライズされた体験を重視

テキストが読めなくても、画像で商品の良さを伝えられれば、購入につながる可能性があります。

日本向けと海外向け、何が違う?

1. 白背景が世界標準

ディレクター
ディレクター

これは共通点ですが、白背景は世界のECモールの標準です。

Amazon(米国・欧州・中国)、eBay、Alibabaなど、主要なグローバルマーケットプレイスはすべて白背景を推奨または必須としています。

日本で白背景の画像を用意しておけば、海外展開でもそのまま使える点は安心です。

2. 文字情報の扱いが異なる

日本の楽天市場では、商品画像に「送料無料」「ポイント10倍」などの文字を入れることが多いですが…

⚠️ 海外での文字情報の扱い
  • Amazon(欧米): メイン画像にテキスト禁止
  • 欧米全般: シンプルな画像が好まれる
  • 中国: 文字やスタンプを入れる文化がまだある
EC担当者
EC担当者

じゃあ欧米向けは、文字なしのシンプルな画像がいいんですね?

ディレクター
ディレクター

その通りです。欧米はデザイン性やクオリティを重視する傾向が強いので、商品そのものがしっかり見える画像が好まれます。

3. モデル・人物の表現

商品にモデルを使う場合、現地のターゲット層に合った人物を選ぶことが重要です。

モデル選びのポイント
💡

アパレルブランドの調査では、現地の顧客層を反映したモデルを使うとエンゲージメントが上がるという結果が出ています。日本人モデルの画像をそのまま海外で使うと、「自分には合わない」と感じられてしまうことも。

文化・宗教への配慮

色の意味は国によって違う

EC担当者
EC担当者

色って、どこでも同じ意味じゃないんですか?

ディレクター
ディレクター

実は国によって意味が全く違うことがあります。

欧米 中国 注意点
黄色 明るさ・喜び 高貴・皇帝 ドイツでは嫉妬・臆病
純粋・清潔 葬儀・死 アジアでは注意が必要
危険・情熱 幸運・繁栄 中国では好まれる
自然・エコ 不誠実 中国では注意

宗教的な配慮

⚠️ 宗教的に避けるべき表現
  • 中東・イスラム圏: 左手で物を持つ表現(不浄とされる)
  • イスラム圏: 過度な肌の露出
  • ヒンドゥー教圏: 牛革製品の強調(牛は神聖)
  • 一般的: 宗教的シンボルの不用意な使用
失敗しないために
💡

ターゲット国の文化や宗教を事前にリサーチし、現地のネイティブにチェックしてもらうと安心です。

国・地域別の画像傾向

欧米(アメリカ・ヨーロッパ)

📋 欧米の傾向
  • 白背景のシンプルな画像が好まれる
  • 商品のデザイン性・クオリティ重視
  • テキストは最小限
  • ライフスタイル写真も効果的

中国

📋 中国の傾向
  • カテゴリによって傾向が異なる
  • 電子製品は白背景が主流
  • アパレル・雑貨はスタンプや文字を入れる文化も
  • 独身の日(11月11日)に向けた特別画像も効果的

東南アジア

📋 東南アジアの傾向
  • モバイル経由の購入が多い(スマホ対応必須)
  • 現地モデルの使用が効果的
  • 価格訴求が響きやすい
  • 各国の祝日・イベントに合わせた画像

スマホ対応は必須

ディレクター
ディレクター

特に海外ではモバイル経由の購入が非常に多いので、スマホでの見え方を重視してください。

モバイル利用率
💡

越境EC消費者の24%がモバイルで購入。18〜34歳では33%。中国やインドでは3分の1以上がモバイル経由です。

スマホで見たときに:

  • 商品がしっかり見えるか
  • 文字が読めるか(読めないなら入れない)
  • タップしやすいか

を確認しましょう。

越境EC向け画像のチェックリスト

海外販売前に確認すること
  • 白背景になっているか
  • 各マーケットプレイスの規定に準拠しているか
  • 文化・宗教的にNGな表現がないか
  • 色の意味が現地で問題ないか
  • モバイルで見たときにわかりやすいか
  • 必要に応じて現地モデルの画像を用意できるか

「まとめてレタッチ」の越境EC対応

EC担当者
EC担当者

海外向けの画像加工も対応してますか?

ディレクター
ディレクター

もちろんです!各国のマーケットプレイスの規定に対応した白抜き加工を承っています。

私たち「まとめてレタッチ」は、インドとベトナムに協力会社を持っています。海外のトレンドや感覚も踏まえた画像加工が可能です。

📋 対応サービス
  • 各国ECモールの規定に準拠した白抜き
  • リサイズ・フォーマット変換
  • 色補正・明るさ調整
  • 複数サイズ・複数フォーマットの一括納品
📋 料金(切り抜きのみ)
  • 100〜499枚: 1,000円〜/枚
  • 500〜999枚: 700円〜/枚
  • 1,000〜4,999枚: 500円〜/枚
  • 5,000枚以上: 300円〜/枚

まとめ

越境EC商品画像のポイント
  • 白背景は世界標準(日本の画像がそのまま使えることも)
  • 欧米はシンプル志向、中国は文字入りも
  • 色の意味は国によって違う(黄色、白、緑は要注意)
  • 宗教的な配慮が必要(中東・イスラム圏は特に)
  • モバイル対応は必須(24〜33%がスマホ購入)
  • 現地モデルを使うとエンゲージメント向上
ディレクター
ディレクター

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