楽天とAmazonとYahoo!、それぞれ商品画像のルールが違うって聞いたんですけど、具体的に何が違うんですか?
はい、3社とも基本は白背景推奨ですが、細かいルールが異なります。違反するとペナルティを受けることもあるので、しっかり把握しておきましょう。
なぜガイドラインを守る必要があるの?
商品画像のガイドラインを守らないと、以下のようなペナルティを受ける可能性があります。
- 検索結果に表示されなくなる
- ランキングから除外される
- 広告配信が停止される
- 最悪の場合、出品停止
知らなかったでは済まされません。3社の規定をしっかり理解しておきましょう。
3社のガイドライン比較表
まずは全体像を把握しましょう。
| 項目 | 楽天市場 | Amazon | Yahoo! |
|---|---|---|---|
| 背景色 | 白または写真背景 | 白のみ(メイン) | 白または写真背景 |
| テキスト | 20%以内 | 禁止(メイン) | 20%以内 |
| 枠線 | 禁止 | 禁止 | 禁止 |
| 推奨サイズ | 700×700px | 1600px以上 | 縦3024px以内 |
楽天市場のガイドライン
楽天市場は一番ルールが細かいイメージがあります…
そうですね。2019年から遵守が必須化されて、2020年からは違反点数制度も導入されています。
背景色の規定
- 白背景: RGB値(255, 255, 255)、カラーコード #ffffff
- 写真背景: 商品と一緒に撮影した背景(2024年6月から合成背景もOKに)
- NG: 単色のベタ塗り(白以外)
2024年6月の改定で、以前は認められていなかった「合成背景」の使用がOKになりました。AIによる背景生成なども、自然に見えれば許可されるようになっています。
テキスト要素の規定
テキスト要素は画像全体の20%以内に収める必要があります。
「送料無料」「ポイント10倍」などの文字を入れたい場合も、この20%ルールを守る必要があります。
画像サイズ
- 推奨サイズ: 700px × 700px
- 最大サイズ: 長辺2048px以下
- 容量: 1枚あたり2MB以下(推奨200KB程度)
- 形式: JPEG、PNG、GIF
違反時のペナルティ
- 違反点数5点が加算される
- 楽天スーパーSALEサーチからの削除
- 各種ランキングからの削除
- 楽天RPP広告からの削除
- 年間累積点数によっては検索順位ダウン
白背景にするメリット
ペナルティを避けるだけでなく、メリットもありますよ。
- 楽天市場の特集ページに掲載されやすくなる
- Googleショッピングにも表示される可能性が上がる
- 商品が見やすくなり、クリック率アップ
Amazonのガイドライン
Amazonはメイン画像とサブ画像でルールが違うんですよね?
その通りです。メイン画像は特に厳しいので注意が必要です。
メイン画像の規定(厳格)
- 背景: 純粋な白のみ(RGB 255, 255, 255)
- テキスト・ロゴ: 一切禁止
- 商品以外の要素: 禁止
- イラスト・モックアップ: 禁止(実際の商品写真のみ)
楽天やYahoo!では「国内生産No.1」などの装飾をメイン画像に入れられますが、Amazonでは一切禁止です。装飾を入れたい場合はサブ画像で対応しましょう。
サブ画像の規定(比較的自由)
- 最大9枚まで登録可能(メイン含む)
- スマホでは6枚まで表示
- テキストや複数写真の合成OK
- 動画を1本入れると画像は5枚まで
画像サイズ
- 最低サイズ: 500px(長辺)
- 最大サイズ: 10000px(長辺)
- 推奨サイズ: 1600px以上(ズーム機能有効化のため)
- 形式: JPEG推奨、PNG、GIF(静止画のみ)
カテゴリ別の追加ルール
Amazonはカテゴリによって追加ルールがあります。
例えばファッションカテゴリでは:
- メイン画像にハンガーやマネキンが写ってはいけない
- モデル着用の場合は全身または上半身
詳細はAmazonセラーセントラルで確認できます。
違反時のペナルティ
- 商品登録自体ができない
- 検索結果に表示されなくなる
- 出品停止の可能性
Yahoo!ショッピングのガイドライン
背景色の規定
- 白背景: カラーコード #FFFFFF(R255, G255, B255)
- 写真背景: 商品と一緒に撮影した背景
- NG: 単色のベタ塗り(白以外)、別の写真を合成した背景
テキスト要素の規定
テキスト要素は画像全体の20%以内(楽天と同じ)
ただし、以下の表現は禁止されています。
- ストア名(ロゴ含む)
- 商品名
- 送料無料
- 価格
- ポイントに関する文言
- 値引きクーポン情報
- 配送情報
- 他社のランキング
え、送料無料って書けないんですか?楽天ではOKなのに…
はい、Yahoo!では価格や送料に関する表記は禁止です。ここが楽天との大きな違いですね。
画像サイズ・配置
- 最大サイズ: 縦3024px × 横4032px以内
- 形式: GIF、JPEG、PNG
- 商品配置: 中央に配置
- 余白: 上下左右5%以上
違反時のペナルティ
- 検索順位の低下
- 商品掲載のとりやめ
- テキスト20%超過で商品非掲載
3社共通で気をつけるポイント
3社に共通するポイントをまとめると、こうなります。
- 白背景が基本(RGB 255, 255, 255)
- 枠線は禁止
- テキストは控えめに(Amazon以外は20%以内)
- 高解像度の画像を使用
- 商品が見やすいように配置
複数モールに出店している場合、Amazonの基準に合わせて画像を作成すると効率的です。Amazonが最も厳格なため、Amazon基準で作成すれば他のモールでも使えます。
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- 100〜499枚: 1,000円〜/枚
- 500〜999枚: 700円〜/枚
- 1,000〜4,999枚: 500円〜/枚
- 5,000枚以上: 300円〜/枚
まとめ
- 3社とも白背景(RGB 255,255,255)が基本
- Amazonはメイン画像にテキスト禁止、最も厳格
- 楽天・Yahoo!はテキスト20%以内
- Yahoo!は送料無料・価格表記が禁止
- 違反するとペナルティを受ける可能性あり
- 複数モール出店ならAmazon基準で作成が効率的
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